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ブラスト公論①

Sun.11.04.2010
以前勤務していた編集部の名物連載『ブラスト公論』。

2006年に単行本化されるも、瞬く間に陳列棚から姿を消し、
一時期、闇市では1万円前後で取り引きされていた幻の単行本が
増補新装版として再登場しました。

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連載の内容は、言ってみれば「座談会」です。

メンバーは以下の通り。

◎宇多丸(RHYMESTER)
◎古川 耕(放送作家/音楽・文房具ライター)
◎郷原紀幸(学習塾経営者)
◎高橋芳朗(音楽ジャーナリスト)
◎前原 猛(フォトグラファー)


以上、5名の素敵なボンクラのみなさんで送る座談会なのですが、
とにかく、「座談会とはこうあるべきだ」というお手本と言いますか、
「三人寄れば文殊の知恵」であるのなら、
「五人寄ったら文殊を超えて世才すら」と言わんばかりの見本だと思います。

加えて、「面白さを文字のみで伝える極致」が、ここに隠れています。
(笑)や(爆)など、「いかにも笑ってください」アピールが、
この座談会には一切含まれていません。純正な文字面のみです。
ゆえに、この『ブラスト公論』によるものか否か、
余計な「(笑)」や「!」などは避けるようになりました。

まあ、でも、使わなければいけないときは多々あります。
あくまで公論クルーの場合は「キャラを知っていつつ」読むわけですから
FLOOR本誌のインタビューなどで、リリース時のみのインタビューで
「(笑)」を使用せずに淡々と書き上げるのは、困難な作業です。
でも、明らかに全然伝わらない笑いなのに、
無理矢理「(笑)」を挿入するのは、本当に薄汚いと思ってしまいます。

伝わる「(笑)」なら、全然挿入すべきです。
ただ、インタビュアーにしかわからないような文面、テンションに
明らかに取って付けたかのような「(笑)」が挿入される原稿はうんざりします。
まあ、僕がうんざりするだけなので、
別に書きたい人はどんどん書いていいと思うんですけどね!

というわけで、この増補新装版ですが、
ほぼ内容は06年のものと一緒ですが、「増補」
というだけあって、その「増補」がとかく見過ごせないのです。

ずっと読み続けていないと、
その増補内の劇的な変化を楽しめないと思いますが、
初めて読むのであれば、カラー・ページは最後の晩餐にして、
先にモノクロ・ページを読んでしまえばいいんです。
そこから彼らのキャラクター性を知り、
この5人が織り成すパラレル・ワールドを知ればいい。

その昔、BLASTが増刊から月刊誌となって通算100号目を迎えた際に
「一晩限りの復活祭!」(その頃は連載が終了していたので)を
掲載し、自分が編集を担当したのですが、その独特の空気感は
二度と味わいたくもないようでありでもなんだかほっておけない
のような、言葉にするにはとても面倒な雰囲気でした(※ほめ言葉)。



つづく

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